「APPLE COM BILL」の確認は、iPhone、iPad、Mac Bookの設定画面から確認できます。
サブスクリプションの解約も設定画面から解約できますよ。
不正利用された場合は、Appleとクレジットカード会社にすぐに問い合わせてください。
今回は、APPLE COM BILLの確認方法と、解約方法、また、不正利用された場合について詳しく説明していきます。
apple com bill とは?
「APPLE COM BILL」とは、クレジットカードを使い、Apple ID経由でApp StoreやApple Music、Apple Booksなどで買い物をした際に、利用明細に記載される請求元の名前です。
App Storeで有料アプリを購入したり、ゲーム内での課金、Apple Musicで音楽を購入したり、Apple TVで映画のレンタルや購入をしたりした時に、クレジットカードの利用明細書に記載されます。
サブスクリプション(月額、年額の定期購読、継続購入)やiCloudのストレージプランなども同様に、毎月クレジットカードの明細書には「APPLE COM BILL」からの請求が表示されます。
つまり、クレジットカードの利用明細に「APPLE COM BILL」が記載されている場合、ご自身のApple IDに登録しているクレジットカードで、App Storeにある有料コンテンツを購入したり、Appleが提供する有料のサブスクリプションに加入、または契約更新をしたりしたということです。
ご利用明細に記載されている日付と金額に心当たりがある場合は、問題はありませんが、心当たりがない場合は、気がつかないうちに有料コンテンツや、サブスクリプションを購入していたり、不正利用されていたりする可能性がありますので、確認する必要があります。
請求の確認方法
APPLE COM BILLから請求があった場合、iPhoneの設定画面からその請求が正しいかどうかの確認をすることができます。
iPhoneの設定画面を開き、一番上に現れる、APPLE IDの部分を開きます。
メディアと購入をタップします。
次に、「サインアウト」「パスワードの設定」「アカウントを表示」の「アカウント表示」を選んでください。
「アカウントを表示」を選択し、「購入履歴」を確認してください。
最初は過去90日間の購入履歴が表示されます。
日付の範囲を選ぶことができますので、過去90日間が、それよりも前に遡るのか、ご自身で選んでください。
日付を選択すると、購入履歴を確認することができます。
クレジットカードの利用明細を確認し、間違いがないか確認してください。
もし、購入履歴に現れない請求があった場合は、不正利用の可能性がありますので、Appleに連絡をしてください。
その後、クレジットカード会社にも連絡し、クレジットカードを停止する必要があります。
130円、400円、980円、これ何?
「APPLE COM BILL」の請求額が130円、400円、1300円の場合、iCloudストレージを利用している可能性があります。
130円では50GB、400円では200GB、1300円では2TB(2000GB)購入することができますので、実際に購入しているのかどうか確認してください。
請求額が980円の場合は、Apple Musicの可能性があります。
1100円の場合は、Apple One(Apple Music、Apple TV、Apple Arcade、iCloud50Gが一つにまとまったプラン)の可能性が高いです。
その他にも480円、1480円などの料金設定もあるようです。
App Storeで購入できるアプリにもそれぞれ120円、250円のように価格設定がありますが、2022年10月5日からは、最低価格120円が160円に値上げされましたので、今一度、注意が必要です。
apple com billの解約方法
契約中のサブスクリプションを解約する方法
「APPLE COM BILL」から毎月請求が来る場合は、月額制のサブスリプションに加入している可能性が高いです。
自動的に契約更新されますので、気がついた時点ですぐに解約手続きをしましょう。
それでは、解約方法を説明します。
まず、iPhoneの設定画面を起動します。
次に一番上に表示されるユーザー名をタップしてください。
次に「サブスクリプション」を選んでください。
現在、購入しているサブスクリプションが表示されます。
これを解約したい場合は、同じ画面にある「すべてのサービスをキャンセルする」をタップし、解約をしてください。
これで解約することができます。
家族がAPPLE IDで購入していないか確認する
ご自身が購入していない場合でも、ご家族方がAPPLE IDを使っていて、同じクレジットカードで決済をしている場合は、「APPLE COM BILL」が表示されます。
ご家族と支払いをまとめている場合は、ご家族の購入履歴も必ず確認をしてください。
他のAPPLE IDで購入していないか確認する
APPLE IDを複数お持ちの方は、全てのAPPLE IDの購入履歴を確認しましょう。
不正利用かも、問い合わせ先はここ
すぐに「APPLEサポート」にアクセスしてください。
その他の製品をタップします。
「請求とサブスクリプション」をタップしてください。
「サブスクリプションと購入」をタップします。
「身に覚えのない請求」に進みます。
「メッセージ」と「電話」または、「チャット」という表示が出ます。
今回は、「チャット」は出てきませんでした。
夜中に確認した時には、「電話」のみの表示でしたので、時間によって、問い合わせできる方法が変わってくるようです。
緊急の場合は、電話をお勧めしますが、ご自身の使いやすい方を選んでください。
オペレーターに繋がったら、「APPLE COM BILL」から身に覚えのない請求が来ているということを伝えてください。
連絡する前には、一度冷静になってご自身のサブスクリプションやiCloudの利用、家族の利用、サブIDでの利用がないかしっかりと確認してから連絡をしてくださいね。
同時にクレジットカード会社に連絡をし、クレジットカードを停止してもらうことも忘れないでください。
まとめ
今回は、「APPLE COM BILL」について説明しました。
・「APPLE COM BILL」とは、Apple ID経由で買い物をした時に、利用明細に記載される請求元の名前
・サブスクリプション、iCloudストレージ、アプリの購入はiPhoneなどの設定画面から確認できる
・サブスクリプションの解約も同じ画面からできる
・毎月同じ金額の請求がある場合は、定期購入をしている可能性があるので確認する
・自分のIDでの購入がない場合、家族が購入していないか、サブIDは使っていないかを確認する
・上記の購入が全くない場合は、すぐに「APPLEサポート」に連絡をする
・クレジットカード会社にも連絡をし、クレジットカードの停止も忘れずに行う
最近は、APPLE COM BILLに限らず、企業を装った不正利用が増えてきています。
定期的にクレジットカード利用明細を確認したり、クレジットカードを使用した時はしっかりとメモをとっておくなど、私たち自身も気をつけていかなければなりませんね。
もし、不正利用されたら、この問い合わせ方法を参考にしてみてください。