「折り曲げ厳禁」の手書きでの書き方は、赤い字で目立つように書きます。
メルカリなどで物を送る時に、送料が安くなるように封筒を利用して送ることがありますよね。
郵便受けに入れる時に折り曲げてほしくないこともあるかと思います。
そこで今回は、「折り曲げ厳禁」の手書きでの詳しい書き方や、「折り曲げ厳禁シール」をコンビニや郵便局でもらえるのかについてご紹介します。
100均で手に入る折り曲げ厳禁シールやスタンプなどもご紹介しますね。
折り曲げ厳禁!手書きでの書き方
「折り曲げ厳禁」の手書きでの書き方には4つポイントがあります。
- 赤い字で書く
- 濃く太い大きな字で書く
- 「折り曲げ厳禁」を四角で囲む
- 宛名などから少し離れた余白に書く
実際には書く際の厳格な決まりはありませんが、上の4つのポイントを抑えておけば、配達員の人にも分かりやすいでしょう。
では、4つのポイントについて詳しくご紹介します。
赤い字で書く
宛名などが黒い字だと、赤い字で書けばより「折り曲げ厳禁」の文字が目立ちますよね。
実は、黒い字で書いても良いのですが、やはりより目立って分かりやすくするために赤い字で書くことをおすすめします。
濃く太い大きな字で書く
濃く太い大きな字で書くことでより、「折り曲げ厳禁」が目立つようになります。
赤い字で書いたとしても、細いボールペンや小さな文字だと配達員の人に見つけてもらえないかもしれません。
あまりに大きく太い字になりすぎてはダメですが、余白に目立つように書きましょう。
その際、水性ペンでは水濡れなどで滲む可能性があるので、油性ペンがおすすめです。
「折り曲げ厳禁」を四角で囲む
「折り曲げ厳禁」の文字の周りを四角で囲みます。
周りを四角で囲むことによって、より「折り曲げ厳禁」が目立ちます。
宛名などから少し離れた余白に書く
宛名などの近くに書くと分かりにくくなってしまうので、少し離れた余白に書くに書きましょう。
具体的には
- 宛名を縦書きにした場合:宛名から少し離れた左下余白に書く
- 宛名を横書きにした場合:宛名から少し離れた右下余白に書く
このように書くと目立つので配達員の人にも分かりやすいでしょう。
また、レターパックに書く場合は、品名を書くところに「折り曲げ厳禁」を書くといいですよ。
とにかく分かりやすく目立つように書く!というのがポイントになります。
メルカリや普通郵便も同じ書き方でOK?
メルカリや普通郵便でも先ほどご紹介した書き方と同じで大丈夫です。
また、シールやスタンプを使うことも可能です。
しかし、「折り曲げ厳禁」と書いたとしても実は法的な強制力や、郵便には「折り曲げ厳禁」のオプションはありません。
そのため、万が一曲がっていたとしても損害賠償などはしてもらえないんです。
絶対に曲がってほしくない場合には、梱包材を工夫したり、追加料金はかかりますが「書留」などのオプションをつけて送るようにしましょう。
あくまで「折り曲げ厳禁」は、配達員の人に「大事なものです」と知らせたり、送る相手に「しっかり梱包したんだな」という気遣いを伝える手段だと思った方がよさそうです。
折り曲げ厳禁シールはコンビニや郵便局でもらえる?
折り曲げ厳禁シールは残念ながらコンビニや郵便局ではもらうことができないようです。
コンビニや郵便局から郵送物を送ることが多いので、コンビニや郵便局に置いてもらえたら便利ですが、自分で用意するしかなさそうです。
コンビニや郵便局へ持ち込む前に自分で手書きしたり、シールを貼ったりしましょう。
折り曲げ厳禁シールについては100均でも買えます。
100均で買える場所について次に詳しくご紹介しますね。
シールやスタンプは100均で買える?(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
「折り曲げ厳禁」のシールやスタンプは100均で買えます。
ダイソー・セリア・キャンドゥでの「折り曲げ厳禁」のシールやスタンプの購入について詳しくご紹介します。
ダイソー
ダイソーでは折り曲げ厳禁シールは買えますが、スタンプは置いていない店舗が多いようです。
セリア
セリアでは、折り曲げ厳禁シールとスタンプどちらも買うことができます。
セリアならではのおしゃれでかわいいデザインです。
手書きで書くより可愛らしくなりますね。
キャンドゥ
キャンドゥでは、折り曲げ厳禁シールは買うことができますが、スタンプは置いていない店舗が多いようです。
ダイソー・セリア・キャンドゥの3社とも折り曲げ厳禁シールだけでなく、封筒や梱包材が豊富に揃っているのでメルカリなどで必要な場合はぜひ探してみてくださいね。
折り曲げ厳禁・水濡れ厳禁は英語だとどう書く
折り曲げ厳禁、水濡れ厳禁はぞれぞれ英語で次のように書きます。
- 折り曲げ厳禁:Do not bend
- 水濡れ厳禁:Keep dry
海外での郵送物などではこのように書いて「折れ曲げ厳禁」や「水濡れ厳禁」を表します。
海外へ郵便物を送る時などにも利用できます。
しかし、こちらもあくまでも「大事なものが入ってますよ」と知らせるメッセージであり、折り曲げされたとしても賠償などはされません。
海外などは日本よりも郵便物に対して丁寧ではない場合が多いです。
また、日本から海外へ送る場合たくさんの人の手に渡るため大事なものの場合はしっかりと梱包やオプションをつけておく方が安心です。
ちなみに、国際郵便では「通信電子データ送信義務化」となっており手書きのラベルで国際郵便物を出した場合、通関が遅れたり、返送される場合があります。
「通信電子データの送信義務化」とはセキュリティの向上のために、物品が入った国際郵便物送るときは、「通信電子データ」を事前に送ることが義務化されています。
「通信電子データ」の内容は、送る側の名前や住所、郵便物の中身など様々です。
米国やヨーロッパの地域への国際郵便物はそもそも手書きラベルの場合は引受けできなくなっているんです。
郵便局ホームページにある「国際郵便マイページサービス」を使ってラベルを作成すれば、各国へ事前に「通信電子データ」が送信されるようになっています。
このように海外へ国際郵便物を送るには、国内で郵便物を送る場合と手順が違うところがありますので事前に郵便局のホームページ等でご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
手書きで「折り曲げ厳禁」と書く場合は
- 赤い字で書く
- 濃く太い大きな字で書く
- 「折り曲げ厳禁」を四角で囲む
- 宛名などから少し離れた余白に書く
これらのポイントを抑えて書くとよいでしょう。
ただし、あくまで配達員の人に大事なものだと知ってもらったり、送り相手に丁寧に梱包したと分かってもらうためのメッセージ程度に思った方がよさそうです。
折り曲げ厳禁シールやスタンプは100均にもあるので、よくメルカリなどを利用する場合は常備しておくと便利です。
あなたの郵便物が少しでも綺麗に相手に届きますように。
この記事が「折り曲げ厳禁」と書く時に少しでもお役に立てれば嬉しいです。