コンビニに酔い止めは、店舗によっては売っています。
せっかくの楽しいお出かけの日に、乗り物酔いをしてしまったら楽しめませんよね。
誰でも乗り物酔いを起こす事はありますが、なかなか常に酔い止めを持っているとは限りません。
こちらでは、なぜコンビニで酔い止めの取り扱いが店舗によって違うのか。
またコンビニで手に入らなかった場合、他に買える場所はあるのか。
乗り物酔いの対策など、詳しくお伝えしていきたいと思います。
コンビニに酔い止め(船・乗り物用)は売ってる?(セブン・ローソン・ファミマ)
冒頭でも述べましたが、コンビニで酔い止めは店舗によっては購入することができます。
一般医薬品には、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品の3つに分類されており、コンビニで販売できるのは第2類、第3類のみになっています。
酔い止めは第2類医薬品に分類されますが、販売するには、薬剤師か登録販売者が在籍している必要があります。
そのため、全てのコンビニでその条件を満たすことができているわけではないので、実質購入が難しいです。
しかし、購入できるコンビニが全くないわけではありません。
ローソンでは、薬を取り扱っている店舗は、2022年時点で280店舗あり、コンビニの中では最も多いです。
また、公式サイトの店舗案内ページで実際に薬を取り扱っている店舗を検索することもできます。
薬にチェックを入れて、都道府県から選んでいけばOKです
ファミマでは75店舗あり、こちらも公式サイトから実際に薬を取り扱っている店舗を検索できます。
セブンは詳しい店舗数まではわかりませんが、公式サイトの店舗検索ページで薬を取り扱っている店舗を検索してみると、いくつか取り扱っている店舗もあったので、最寄りのセブンを検索してみるといいでしょう。
コンビニ以外で酔い止めが買える場所100均やドンキは?
100均
100均では、薬の酔い止めは残念ながら手に入りませんが、酔い止め代わりになる梅干しや飴が売っています。
どうしても薬局等の酔い止めを買える場所が近くにない場合は、100均に行ってみましょう。
エチケット袋も手に入るので、一緒に購入しておくと安心ですね。
ドン・キホーテ
ドンキも店舗にはよりますが、酔い止めを購入することは可能です。
公式ホームページの【店舗を探す】から医薬品にチェックを入れると、医薬品を扱っている店舗を検索することができますよ。
しかし、時間帯によっては登録販売者がいなくて購入できない可能性もあるので、詳しくは事前に店舗に確認することをおすすめします。
酔い止めの代わりになるものはあるのか
酔い止めの代わりになるものはいくつかあります。
時間帯や場所によっては、どうしても酔い止めが手に入らない場合もありますよね。
そんな時は、以下の酔い止めの代わりになるもので対策しましょう。
- 飴やチョコレートなどの甘い物
- 梅干し
- コーラ
- 酔い止めバンド
飴やチョコレート等、甘い物を食べて血糖値を上昇させることで脳が活性化され、頭痛や吐き気を和らげる効果があります。
また、梅干しのようなすっぱい食べ物には、唾液の分泌を促す効果があり、それによりバランスを崩した三半規管を正常に機能させ、胸の不快感を和らげる効果があります。
コーラは胃腸や自律神経を整える作用のある炭酸水と、リラックス作用のあるカフェインが含まれており、同時に摂取できるのでおすすめです。
酔い止めバンドは手首にある【内関】というツボを刺激することができるので、吐き気を和らげる効果があります。
乗り物酔いをしやすい人は、このようなアイテムをあらかじめ用意しておくと、お守り代わりにもなって安心してお出かけができますね。
子供が飲める酔い止めは?
子供が飲める酔い止めもいくつかご紹介していきますね。
センパア 大正製薬
- センパア プチベリー 3歳~大人用 いちご風味
- センパア kidsドリンク 3歳~10歳 ぶどう風味
- センパア ラムキュア 5歳~ ぶどう風味
- センパアQT〈ジュニア〉 5歳~14歳 いちご風味
どれも水なしで飲めるものになっており、飲みやすい味で乗り物酔いの予防、緩和どちらにも効果のある酔い止めです。
その他の薬では5歳~のものが多いですが、センパアは3歳~でも飲めるものがあるので、小さなお子さんがいるご家庭では重宝しそうですね。
トラベルミン Eisai
- トラベルミン チュロップぶどう味 5歳~大人
- トラベルミン チュロップレモン味 5歳~大人
- トラベルミン ジュニア 5歳~14歳 水またはお湯で飲む
- トラベルミン ファミリー 5歳~大人 口の中でかむか溶かす
チュロップについては、ドロップタイプになっており、口の中でかむか溶かすもので、小さなお子さんでも飲みやすい味になっています。
どちらの薬も子供から大人まで家族で使える種類もあるので、子供だけが飲むのか、大人も飲むのか、飲みやすさを重視するのか、等色々な選び方があると思います。
購入するときは用途に合ったものを選んでみてくださいね。
子供の乗り物酔い対策
乗り物酔いを防止する為には、以下のことを頭に入れておくとよいでしょう。
- 十分な睡眠を取ることで自律神経と体調を整えておく
- 空腹状態または満腹状態を避けて、お腹がすかない程度に食べておく
- 遠くの景色を見ておく
- 新鮮な空気を入れる
せっかくのお出かけも、乗り物酔いになってしまうと台無しですよね。
私も観光中に船酔いをしてしまった経験がありますが、酔ってしまうと本当に楽しむどころではありません。
酔いやすい子でなくても、乗り物酔いをしやすい環境が整ってしまえば子供でも大人でも、誰でもなる可能性はあります。
できることなら酔い止めもエチケット袋も、お出かけの日は鞄に忍ばせておき、万全の態勢でおでかけを楽しみたいですね。