水に濡れても錆びないネックレスはあるんです。
ネックレスだと、水だけでなく汗も気になりますよね。夏に限らず、冬でも暖房やマフラーで首は少なからず汗をかきます。
汗やお風呂に強い素材だと、日常のいろんなシーンで気軽に使えて楽しくなります。
今回は、水に濡れても錆びないネックレスについて、その理由や取り扱っているブランドをご紹介したいと思います。
水に濡れても錆びないネックレスの素材とは
水に濡れても錆びないネックレスの素材でよく知られているのは、金、銀、プラチナ、チタンかなと思います。
それ以外にも、サージカルステンレスという素材が錆びません。
ただ、金や銀、プラチナだからと言って、まったく錆びないわけではありません。
理由は、その純度。金などの素材を加工するには、他の金属を混ぜる必要があります。なぜなら、素材だけでは傷つきやすく、耐久性が低かったりするからです。
他の金属と混ぜることで、強度が上がり、長く愛用することができます。
しかし逆に、他の金属を混ぜるので、それが原因で錆びることがあるんです。
だから、純度がより高いものの方が錆びる可能性が減ります。
錆びにくい純度は、金：K18以上、銀：シルバー925以上、プラチナ：Pt900以上です。
チタン、サージカルステンレスは、酸素と結合するときに「酸化皮膜」という膜ができます。その酸化皮膜が、酸化、つまり錆びを防いでくれるので、錆びないんです。
水に濡れても錆びないネックレスがあるブランド
そんな、水に濡れても錆びないネックレスがあるブランドはたくさんあります。
ハイクラスブランドは当然ですが、ここでは、比較的リーズナブルなブランドをご紹介します。
【BLOOM】（ブルーム）
K18金、シルバー925の商品がたくさん、お手頃価格であります。
BLOOMは価格帯が広いので、幅広い年齢の方に合うと思います。また、実店舗はカジュアルな場所に多いので、気軽に行けて試着もしやすいですね。
【STAR JEWELRY】（スタージュエリー）
Pt950、K18、シルバー925が、ステキなデザインで数多くあります。
素材の純度が高いと価格帯は少々上がるので、気軽に買うことはできないかもしれません。
でも、純度が高いと劣化も少ないので、長く愛用することができます。
お風呂でも大丈夫なネックレスのブランド
お風呂でも大丈夫なネックレスの素材は、チタンかサージカルステンレスです。
もちろん、金や銀、プラチナも錆びないのですが、先ほどもお伝えしたとおり、どうしても違う素材の金属を混ぜて加工しているため、100％錆びないわけではありません。
それに、お風呂だと、せっけんや入浴剤を使うことも多く、水以外の成分もネックレスにつくので、錆び以外に変色や劣化が心配になります。
その点、チタンやサージカルステンレスは「酸化皮膜」によって保護されるため、風呂でも大丈夫です。
サージカルステンレスは、加工が得意ではありませんが、価格は特にリーズナブル。
ここではデザインが豊富なブランドをご紹介します。
【Cream dot.】
サージカルステンレスのネックレスが数多くあります。とってもリーズナブルなのに上品で高見えする商品が特徴です。
実店舗はないようで、公式サイトや楽天でネット販売されています。
まったく錆びないネックレスはあるのか
まったく錆びないネックレスがあるといいのですが、残念ながら存在しないでしょう。
理論上、その素材が錆びないと言われていても、生活していると、いろんな環境や状況があるので、「絶対」「100％」錆びないということは、極めて難しいと思います。
これまで、「錆びない」と書いたものも、「絶対錆びない」という意味ではなく、普段使っている分には錆びない、錆びにくいという意味です。
先にもお伝えしたとおり、金属を加工する工程では、その素材の弱点を補強するため、違う金属を混ぜます。
元の素材（金やプラチナなど）は錆びに強いけれど、混ぜた金属で錆びる可能性があるんです。
チタンやサージカルステンレスも汗や海に強いものの、いわゆる「もらい錆び」があるかもしれません。
どんな素材でも、最低限のお手入れをして、長持ちさせたいものですね。
ずっとつけっぱなしにするなら素材は何が良い？
ずっとつけっぱなしにするなら、サージカルステンレスがおすすめです。
サージカルステンレスを初めて聞いたという方も多いと思います。
サージカルステンレスとは、元々医療用器具（ハサミやメスなど）に使われているものなので、人の肌ととても相性がいいんです。
水で錆びないことはもちろん、空気や汗にも強く、金属アレルギーも起こりにくい素材です。
ただ、金やシルバーより硬い素材なので、アクセサリーの加工は得意ではなかったため、これまで市場に出ることが少なかったんです。
でも、最近は技術の進歩もあって、ステキなデザインの商品がたくさん増えてきています。
金額もリーズナブルでお手入れもカンタン。この機会に、一度試してみてはいかがでしょうか？
まとめ
いかがでしたか？
今回は、水に濡れても錆びないネックレスについて、その理由やブランドをご紹介しました。
高価で劣化しにくい金やプラチナから、リーズナブルで毎日気軽に使えるサージカルステンレスまでいろいろありましたよね。
最近はマスクのせいでメイクもままならず、顔の辺りが暗い気がする。そんなときにネックレスが明るくしてくれます。
日常のいろんなシーンで、ネックレスを素材から使い分けたい。
この記事が、そんなみなさんの希望をかなえられるものになれているとうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。