コンビニ郵送をしたい時、封筒や紙袋を使って送ることは可能です。
ただし、ダンボールと違い、破れやすいので、できるだけ強度のある紙袋や封筒を使いましょう。
封筒の場合は強度を出すのが難しいと思いますので、角張った物を送りたい時には使わない方がいいかもしれません。
今回は、コンビニ郵送の際の封筒や紙袋を使った送り方を解説します。
荷物を紙袋や封筒で送る!コンビニ郵送のやり方を解説
コンビニ郵送に限らず、宅急便やゆうパックでは荷物を紙袋や封筒に入れて送ることができます。
大手コンビニ3社で提携している配送業社は次の通りです。
宅急便:セブンイレブン、ファミリーマート
ゆうパック:ローソン
紙袋や封筒で送る場合、宅急便もゆうパックも送り方に違いはありません。
①丈夫な紙袋を探してください。場合によっては2枚にするなど、できるだけ強度を上げるようにしましょう。
②荷物を入れます。できる限り傷などをつけたくない場合は、プチプチなどを使って、郵送する物を守ってください。こうすれば絶対大丈夫という策はありませんが、心配な場合は、紙袋は使わず、強度のある段ボールを使って、緩衝材をしっかり入れる方法をお勧めします。
③袋を閉じます。ガムテープでしっかり止めてください。持ち手の部分はカットするか、内側に入れるなど、外に出ないようにしておいた方が配送時の引っかかりなどを防げるので効果的です。そして封をするだけでなく、破れやすそうなところも補強した方がいいですよ。
④コンビニに持って行き、専用の伝票に必要事項を入力します。
入力後は、伝票と荷物をレジに持って行き、店員さんの指示に従いお金を払えば完了です。
紙袋や封筒で郵送するときの注意点
紙袋や封筒で郵送するときは、「衝撃や水濡れに耐えられるか」、「持ち手が邪魔にならないか」、「マチの幅は合っているか」、の3つに注意してください。
衝撃や水濡れに耐えられるか
もし落下してしまった場合や水に濡れてしまった場合、ダンボールよりも紙袋や封筒の方が、商品への衝撃や負担が大きいです。
割れ物や、破損しやすい物は紙袋や封筒ではなく、ダンボールで梱包した方がいいでしょう。
また、紙袋や封筒は水濡れにも弱いので、こちらもダンボールを使うか、ゆうパックや、宅急便が販売している、水に濡れても大丈夫な袋を購入し使用することをお勧めします。
紙袋に持ち手がある場合
紙袋に持ち手がある場合、その持ち手が邪魔になることがあります。
持ち手は「内側に折り込む」、「ガムテープでしっかり止める」、「持ち手を切る」などの方法をとり、封の邪魔にならないようにしましょう。
ゆうパックの送料は荷物の大きさ(全て25kg以内)で決まり、宅急便は重さか、大きさの基準の中で大きい方のサイズの料金になります。重さが関係してくる場合は、大きな変化はないかもしれませんが、持ち手は切り取り、できるだけ軽くしておいた方がいいかもしれませんね。
マチの幅を合わせる
マチがついている袋で送る場合、商品とマチの幅が合っていないと、袋の中で商品が動いてしまい破損の原因になります。
これを防ぐために、マチが合った袋を使ってください。
もし商品よりも少し大きい袋だった場合は、マチを少し折り、ガムテープなどで止めて、ちょうどいい大きさにしたり、商品が動かないようにプチプチなどの緩衝材を使ったりすることをお勧めします。
ただし、ゆうパックは荷物の大きさ、宅急便は重さか大きさのどちらかで送料が決まりますので、できれば少しでも軽い状態、かつ小さいサイズで送れるといいですね。
コンビニ郵送で使える封筒の種類と値段
コンビニ郵送で使える封筒や袋の種類と値段は下記のようになります。
ゆうパック・袋(大) 縦160mm×横320mm×高さ440mm | 230円 |
ゆうパック・袋(小) 縦80mm×横260mm×高さ450mm | 100円 |
ゆうパック・クッション封筒(大) 縦360mm×横280mm | 280円 |
ゆうパック・クッション封筒(小) 縦275mm×横210mm | 210円 |
クロネコ袋 | 90円-180円 |
手さげ袋 | 260円-320円 |
ただし、コンビニでは、ゆうパック、宅急便の専用の袋を購入することはできません。
必要な方は、郵便局や、ヤマト運輸の営業所、Webなどで購入してください。
また、郵便局と郵便切手類販売の委託契約をしているコンビニではレターパックを購入することができます。
料金は、対面受け取りの「レターパックプラス(赤)」が520円(全国一律)、郵便受け配達の「レターパックライト(青)」が370円(全国一律)になります。
ただし、レターパックは必ずしもコンビニで郵送できるわけではなく、郵便局のポストが設置してあるコンビニでのみ投函が可能ですのでご注意ください。
メルカリの梱包資材は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートで購入可能です。
コンビニの郵送でも速達は使える?
郵便ポストが設置してあるコンビニであれば郵便を速達で送ることはできますが、個人的にはあまりお勧めしません。
なぜなら、速達料金を自分で調べなければならない、すべてのコンビニにポストが設置してあるわけではない、集荷の時間に合わなければ、速達の意味をなさないなど、様々なデメリットがあるからです。
速達料金を自分で調べる
速達郵便をポスト投函するには、必要な送料分の切手を自分で調べてその分の切手を郵便物に貼り付ける必要があります。
コンビニは郵便局ではありませんので、店員さんは詳細な送料までは把握していません。
ですから、ご自身が責任を持って送料分の切手を購入する必要があります。
この切手の計算をしている時間よりも、郵便局へ向かった方が早いかもしれませんし、間違いもなく確実です。
送料に間違いがあった場合、受け取り人が不足分を請求されることの方が多く、相手にも迷惑をかけることになりますので、細心の注意が必要です。
ポストがあるコンビニと集荷時間を調べる
ポストは、ローソンかミニストップに設置してありますので、コンビニで送りたい場合は、この2つのコンビニを探してください。
ただし、どんなに急いでいても、集荷時刻に合わなければ速達の意味がありません。
コンビニの集荷は基本的には1日2回、速達で出したつもりが、タイミングを外せば速達にならない場合もありますので、速達には不向きと言えます。
これらの理由を読んでも、どうしてもコンビニで速達を送りたい場合は、ポストマップを使って、場所と集荷時刻を調べておくといいでしょう。
速達で送る場合は、送料分の切手を貼り付け、縦長の郵便物であれば表面の右上、横長の郵便物なら、表面の右側に赤い線を入れるのを忘れないでください。
時間指定や着払いはできる?
コンビニで荷物を送る場合、ゆうパックや宅急便であれば時間指定や着払いは可能です。
荷物をコンビニに持って行き、コンビニ内に備え付けてある着払い伝票に、必要事項を記入してください。
その後、レジに持って行き、店員さんの指示に従って、手続きをすれば完了です。
そんなに難しくありませんので、ぜひ活用してくださいね。
ただし、通常の郵便局で取り扱う手紙やハガキ類の時間指定や着払いはできませんのでご注意ください。
まとめ
今回は、コンビニ郵送に紙袋や封筒が使えるかどうかについて説明しました。
宅急便やゆうパックであれば問題なく使えますが、強度が弱いので、できるだけ破れないように工夫しましょう。
手紙類の速達もポストが設置してあるところであれば送ることができますが、送料の計算や、集荷の時間の問題もありますので、できれば速達は郵便局へ持って行くことをお勧めします。
紙袋は、ダンボールに比べ、大きさが変えやすいので包装に非常に便利です。
中身によって、うまく使い分けて送れるようになるといいですね。