手軽に買えて便利なペットボトル飲料。捨てるときはパーツごとに分ける必要があり、処分が面倒なペットボトルですが、なんと換金することができるんです!
今回は、ペットボトルキャップの換金方法、空のペットボトルも売れるのか、買取価格はいくらくらいなのかなどを紹介していきたいと思います。
ペットボトルキャップを換金する方法!いくらで売れるのか
ペットボトルキャップを換金する方法は、大きく分けて2つあります。
① 廃プラスチック買取業者に売る
廃プラスチック買取業者は、ペットボトルキャップをはじめとする廃プラスチックを回収してリサイクルしている業者です。
ペットボトルキャップの回収の場合、〇〇kg以上といった重さの規定や、粉砕した状態にするといった形状の規定が細かく設定されていることが多いです。さらに買取価格もとても安いので、家庭から出るペットボトルキャップを全て集めておき、たまったら業者に出す、というのはそこまで現実的ではないかもしれません。
②フリマアプリに出品する
フリマアプリに出品することで、ペットボトルキャップを換金することもできます。
フリマアプリでは、限定もののレアなデザインのキャップを集めて販売したり、大量に集めたキャップを一気に販売したりしている出品者が多いです。
メルカリでペットボトルキャップが売れている
意外かもしれませんが、ペットボトルのキャップはメルカリでよく売れています。
ペットボトルのキャップは、保育園・幼稚園・小学校の工作や夏休みの自由研究、簡単なDIYに使用することが多いようです。
まとまった数のペットボトルのキャップを自力で集めようと思うと、何本もペットボトル飲料を購入し、飲み切る必要があります。
何本ものペットボトル飲料を飲み、ペットボトルキャップをためるにはかなりの時間と労力が必要です。
そのため、必要なパーツだけすぐにほしい!という方に、ペットボトルキャップの需要があるんですね。
空のペットボトル買取価格はどれくらい?
空のペットボトルが取引されている場所は主に3つあります。
①廃プラスチック買取業者
空のペットボトルは買取業者にもよりますが、1円/kg~20円/kgで取引されているようです。
買取価格は、ペットボトルの原料である原油価格、為替、買取業者によって変動するのでご注意くださいね。
②フリマサイト
先に紹介したペットボトルキャップに限らず、空のペットボトルもフリマサイトで販売されています。
特に売れているのは焼酎用の容量が大きいペットボトルと炭酸飲料のペットボトルです。自家製でお酒を作りたい人や、炭酸水メーカーで作った炭酸水を保存したい人に需要があるため、他のペットボトルに比べて売れやすいです。
酒類の4リットルボトルが4〜6本で1500〜1700円程度、炭酸水用のペットボトルは20〜30本で1400〜1600円程度で取引されています。
③ペットボトル自動回収機
スーパーマーケットやコンビニエンスストアのペットボトル回収機に持っていくと、交通系ICカードやポイントカードにポイントを貯めることができます。
たとえば、ペットボトル回収機があるセブンイレブンにペットボトルを持っていくと、ペットボトル5本につき1リサイクルポイント貯めることができます。リサイクルポイントが500ポイント貯まると、50nanacoポイントと交換できる仕組みです。
ペットボトルをお金に変えるのは効率が悪いのか
結論からいうと、ペットボトルをお金に変えるのは効率がいいとは言えません。理由は2つあります。
①ペットボトルを売れる量まで貯めるのに時間がかかる
廃プラスチック回収業者は買取時のペットボトルの重さを規定していることが多く(〇〇kg以上で何円、という感じ)、一般の家庭で規定量のペットボトルを集めるとなると、膨大な時間と労力が必要になります。
また、フリマサイトで販売する場合も、ある程度まとまった数で出品する必要があるため、こちらも時間と労力を要します。
②移動費が買取額を上回ることもある
ペットボトルの買取額はそれほど高くないのが現状です。自宅から買取業者までの距離が遠い場合は、移動時のガソリン代が買取がくを上回ってしまい、結果的に赤字になることもあります。
ペットボトルキャップの回収は無意味?
ペットボトルキャップの回収は換金効率こそあまり良くないものの、決して「無意味」ではありません。
エコキャップ運動に参加するとペットボトルキャップをリサイクルした利益が発展途上国の子供向けのワクチン代として寄付されますし、ペットボトルキャップをリサイクルに出すことでプラごみを減らすこともでき、ペットボトル回収は地球にやさしい活動だと言えます。
みなさんも、自分に合った方法でペットボトルを処分してみてくださいね!