iPhoneのトラッキング拒否はメリット・デメリットがあるので一概にどちらが良いとは言い難いです。
拒否するメリットとしては、プライバシーの保護になる。
一方デメリットとしては、全く自分に興味のない広告が出てきやすくなる、といったところです。
トラッキングを許可すると、データが集められるので、そのデータを基にしてあなたにあった広告が出てくるようになります。
今回は、トラッキングについて詳しくご紹介します。
iPhoneのトラッキング許可オンオフどっちがいい?
トラッキングの許可が良いか悪いかは、個人の考え方によるでしょう。
トラッキングを許可することによって、自分の関心に近い広告がされる点に関しては自分に有益な情報をAIが集めてきてくれるので利点はあります。
一方で、自分がスクリーン上で何をしているかなどを追跡されるのは嫌だと言う方も多いので、トラッキングをオフにすると必要以上のデータをトラックされることは少ないのでプライバシーの保護になります。
個人の考え方によるので、一概にどちらがいいとは言い難いです。
ただ、iPhoneのトラッキングを許可したとしても、1個人を特定できるわけではないので、アプリやウェブサイトによって使い分けるのもいいかもしれません。
トラッキングを許可するとどうなる
自分の興味のある広告が出てきやすくなります。
トラッキングを許可することによって、アプリ会社やウェブサイトの運営者などがユーザーの行動を追跡できるようになります。
そうすると、例えばGoogleで靴を調べたとして、次にインスタのアプリを開いたとしましょう。
そのときのインスタの広告は靴に関する広告が多く表示されるようになる、といった仕組みです。
同じ広告ばかりでてくるアレですね
自分にとって有益な広告、興味のある広告が表示されることになるので、全く関係のない広告をプロモーションされるよりかは良いと考える方もいます。
アプリではトラッキングしますか?と直接聞いてくることが多いですが、ウェブサイトなどではCookieがトラッキングに当たります。
Cookieの場合、自分自身でカスタマイズできる場合もあるので一度確認してみてください。
トラッキング拒否とは
一方でトラッキングを拒否すると、自分の興味とはあまり関係のない広告が配信されることになるので、少し迷惑だと感じる方も多いかもしれません。
アプリやウェブサイトの運営会社は、そのユーザーの行動履歴をトラックできず情報が十分にないので、あなたにあった広告を表示することが難しくなります。
ちなみに、アプリやウェブサイトによって、集めている情報の種類は違うようです。
Appストアのアプリのページを開き、下の方へスクロールダウンしていくと、「Appのプライバシー」という項目があるのでそこでどういった情報がトラッキングされるかを確認することができます。
ただトラッキングを拒否したからと言って、全く広告が表示されなくなるということではありませんので、その点は注意してください。
トラッキング拒否の設定方法(iphone・アンドロイド)
実際にトラッキングを拒否する際の設定方法をここで詳しくご紹介します。
iPhoneとアンドロイドでは少し方法が異なります。
iPhoneのトラッキング拒否設定
トラッキングの拒否の方法はとても簡単です。
トラッキングを一括で拒否する方法と、アプリごとにカスタマイズして拒否する方法があります。
- 「設定」を開く。
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップする。
- 上から2番目の「トラッキング」をクリックする。
- 「Appからのトラッキング要求を許可」のチェックをオフにする。(一括拒否の場合)
- アプリごとにトラッキングのチェックをオン(緑)かオフ(白)に設定していく。(カスタマイズ拒否の場合)
画像でわかりやすく手順を紹介しますね。
アンドロイドのトラッキング拒否設定
アンドロイドの場合は、アプリごとにトラッキングの拒否設定は行うことができず、一括でのみの設定しかできません。
- Chromeアプリを開く。
- 右上にある「…」を押す。
- 「設定」へ行き、「プライバシーとセキュリティ」を押す。
- 「トラッキング拒否」にチェックを入れる。
トラッキングを拒否するとデメリットはある?
トラッキングを拒否するデメリットとしては、自分に全く興味のない広告が出てきやすくなるということです。
会社側としては、トラッキングをすることによって、ユーザーがどのような内容のゲームが好きかなどのデータを会社は回収することができるようになるので、その情報を新商品の開発に役立てたり、もっとより良い内容にするためにデータを使用しています。
なので、一個人のデメリットはそこまで大きくないように思いますが、会社としては今の時代データはすごく貴重なもので大きなダメージとなるでしょう。
ただ、トラッキングを拒否することによって全く広告が出てこないわけではないので、どうせ広告が出るなら自分の興味にあったプラスの広告を出してほしいという考えもあるでしょう。
その場合は、トラッキングを拒否することがデメリットとして考えられます。
まとめ
トラッキングを許可するメリットとデメリットをご紹介してきました。
プライバシーを保護しながら、自分が興味のある広告が出てくるように、iPhoneを持っている方はアプリごとにカスタマイズしてトラッキングをコントロールしてみるのも良いのではないかと思います。