定形外郵便を送る時の宛名はどう書くのか知りたいですよね。
今回は、定形外郵便ってどんなサイズのものなのか、料金はいくらかかるのか、梱包方法や切手の貼り方について、分かっていると便利な情報をまとめてご紹介します。
定形外郵便とはどういう意味?
定形外郵便(ていけいがいゆうびん)とは、定形郵便の規格に収まっていない郵便のこと。
一方で、定形郵便は84円、94円切手で送ることができる、私たちがよく目にする手紙と呼ばれています。
定形郵便にあてはまらないサイズ・重さの郵便物で、さらに規格内の定形外郵便、規格外の定形外郵便の2種類に分かれます。
定形外郵便のサイズと料金一覧
定形外郵便には最大サイズと最小サイズがあって、規格内と規格外の2つに分かれているのは最大サイズのもの。
最大サイズはここまでの大きさならOKという範囲で、最小サイズはここまでの小ささならOKという決まりです。
それぞれのサイズ・重量と料金の一覧を見てみましょう。
定形外郵便 サイズ・重量
サイズ、重さ、料金は違いはこんな感じです。
【最大サイズ】
定形郵便の規格を超えるもので、最大サイズに収まるものは定形外郵便の規格内または規格外として送ることができますよ。
規格内…縦34cm x 横25cm x 厚さ3cm以内のサイズ かつ 1Kg以内の重さ
規格外…縦60cm以内のサイズで縦 x 横 x 厚さの合計が90cm以内のサイズ かつ 4kg以内の重さ
【最小サイズ】
定形郵便の規格を超えるもので、最小サイズに収まるものを定形外郵便として送ることができます。
円すい形かそれに似た形のもの(筒状のもの)…円の直径3cm かつ 長さ14cm以内のサイズ
上記以外のもの…縦14cm x 横9cm以内のサイズ
特例として最小サイズを下回る大きさでも6cm x 12cm以上の耐久性のある厚紙、または布製の宛名をつければ送付できます。
サイズや重さの情報は変わることがあるので、最新の情報は郵便局の公式ホームページを確認してくださいね。
定形外郵便料金
定形外郵便の料金、最大サイズは規格内、規格外の種別と重さによって変わり、最小サイズの場合の料金は規格内と同じになります。
以下がそれぞれの料金です。
【規格内】
50g以内:120円
100g以内:140円
150g以内:210円
250g以内:250円
500g以内:390円
1kg以内:580円
【規格外】
50g以内:200円
100g以内:220円
150g以内:300円
250g以内:350円
500g以内:510円
1kg以内:710円
2kg以内:1040円
4kg以内:1350円
大きさも料金も自分ではちょっと分からないなという場合は、郵便局の郵便窓口で「定形外郵便で送りたい」というと教えてくれますよ。
料金についても最新の情報は郵便局の公式ホームページをご参照くださいね。
封筒、紙袋、ビニールなど、資材別梱包方法
定形外郵便で使える梱包資材として封筒はもちろん、紙袋、ビニールの利用もOKです。
荷物を梱包できるものであれば何を使っても構わないです。
どんな資材で梱包する時でも割れ物、折れ曲がり、水濡れへの対策が必要な場合は、梱包資材の上から見えやすく書いておきましょうね。
最近は100均で割れ物、水濡れ、取扱注意のシールも売っているので、そういう物を貼ってもいいですよ。
封筒、紙袋、ビニール梱包方法はこんな感じです。
封筒
市販であるクラフト封筒、家にある余った封筒、どんな封筒を使って送っても問題ないです。
荷物を入れてきちんと封をすれば、あとは送るだけです。
封筒の場合は、あまりに重いものを入れると破れてしまうので気を付けて梱包しましょうね。
水濡れや折れてしまうと困るものは、私の場合は100均で売ってるような安いクリアフォルダに入れてから梱包します。
封筒の外側に「水濡れ厳禁」「折れ厳禁」と記載してもいいですね。
紙袋
買い物やフードのテイクアウトなどで紙袋をもらう機会も多いですよね。
そんな家にある紙袋を梱包用に使っても大丈夫。
その場合は、破れやすいものではなく、なるべく厚みのあるものを使いましょう。
荷物を入れて外側をガムテープなどの外れにくいテープで止めればOKです。
紙袋は上部を止めてしまうとサイズが大きくなりがちですが、定形外郵便はサイズでも料金が変わるので、送料をできるだけ安くするには小さく梱包するのもアリです。
ビニール
郵便物をビニールに入れてそのまま送ってもOKです!
濡れては困るものなどはビニールで送ると安心ですよね。
ビニールを使う場合は、中身が見えてしまう透明な素材、薄くて破れやすい素材は避けましょう。
100均には少し厚手で透明でない、そのまま送れる袋もさまざま売っているので、どんなビニールがいいのか困ったら覗いてみてください。
ビニールの場合、止めるテープが剥がれやすくなるので、しっかりと止まるガムテープなどを使いましょうね。
宛名の書き方・切手の貼り方は?送り状は必要?
定形外郵便の宛名は受取人の郵便番号、住所、名前を書きます。
電話番号は不要です。
梱包した荷物の上から直接書いてもよいですし、宛名シールや宛名ラベルを貼ってもよいです。
直接書く場合は、雨や他の荷物との摩擦で消えてしまわないように、油性ペンなどでしっかり書くといいですね。
そして大事なこと。
差出人の郵便番号、住所、名前も忘れずに書きましょう!
差出人の住所や名前を書く理由は、万が一記入した受取人の住所が間違っていた場合、その差出人に荷物が戻るようになるからです。
差出人の情報を書き忘れると、受取人の住所が間違っていたとしても荷物は手元に戻ってきません。
切手の貼り方は左上に貼るのが一般的ですね。
機械が読み取るために左上の位置に貼るという理由ですが、左上に貼れない場合でも荷物が受け付けられない訳ではないです。
サイズと重さから必要な料金の切手を貼れば配送してくれます。
また、ビニールで梱包した場合は剝がれやすいので、切手の端の部分をセロテープで止めてもいいですが、消印が押されることを考えて、切手すべてをセロテープで覆わないようにしましょう。
ゆうパックで使うような送り状は必要ないです。
宛先、差出人の住所、名前が書いてあればOK。
送り状はないですが、郵便窓口へ宛名のラベルが欲しい旨を伝えると、郵便局で準備してあるラベルをくれます。
ラベルで送りたいなと思っている場合は、郵便局でもらって書いてもいいですね。
無料で使える宛名ラベル用テンプレートはこちら!
家でラベルを作りたい方には無料で使える宛名ラベル用テンプレートのサイトもあります。
■Webゆうパックプリント
郵便局が提供しているラベル作成サービスです。
ゆうパック用のラベル作成サイトに見えますが、定形外郵便のラベルも作成できます。
■ラベル屋さん
ラベルでおなじみのA-Oneが提供しているテンプレートです。
ブラウザで利用できるソフトウェアを使って、色々なデザインのラベルから作りたいラベルを作ることができますよ。
■宛名メーカー(Boさん)
運営者Boさんが提供されている宛名作成サービスサイトです。
必要な情報をフォームに入力するだけで宛名ラベルが作れます。
テンプレートもたくさんあってとても便利なサイトですよ。
ご利用の場合は運営者さんのポリシーをご一読くださいね。