パソコンキーボードの配列を覚えるには「ホームポジション」を利用しましょう。
タイピングの指の位置が覚えられないというあなたへもこのホームポジションを使って覚える方法がオススメですよ。
キーボードには最初に指を置く位置が決まっていて、それを「ホームポジション」と呼びます。
今回はパソコンのキーボード配列の覚え方を知りたい、タイピングの指の位置を覚えるのが苦手…そんなあなたへ覚える方法をご紹介します。
パソコンキーボード配列の覚え方
パソコンのキーボード配列の覚え方はホームポジションを覚える、語呂合わせで覚える、繰り返し練習で覚えるなどの方法があります。
キーボードの配列は左端にあるキーボードの並びを取って「QWERTY(クワーティ)配列」と呼ばれています。
アルファベット順でもなく、規則性がある訳でもなく初心者には覚えにくいですよね。
キーボードの配列を覚えるために一般的に用いられる方法はこんなものがあります。
・指をホームポジションと呼ばれる決まった場所に置いて打つ方法
・キーボードの並びで語呂合わせを作る方法
・何度も練習して覚える方法
QWERTY配列は現在のパソコンキーボードに標準的に使われているので、一度覚えてしまえばパソコンが変わっても困らないですよ。
ではそれぞれの方法について詳しくご説明しますね。
タイピングの指の位置はホームポジションが基本
タイピングの指の位置はホームポジションに置くことが基本です。
まずは指を下の位置に置いてみましょう。
左手小指→「A」
左手薬指→「S」
左手中指→「D」
左手人差し指→「F」
右手小指→「+」
右手薬指→「L」
右手中指→「K」
右手人差し指→「J」
両手親指→一番下の大き目のキー「スペースキー」
これがホームポジションです。
大切なポイントは、キーを打った後、このホームポジションに指を戻すということです。
ぜひ覚えておいてくださいね。
ホームポジションを起点にキーボードを打つということは、キーボードの位置を覚えるということになります。
慣れないうちは大変ですが、繰り返しの練習で慣れていきましょう。
ホームポジションに指を正しく置いたら、それぞれの指は上下にある列のキーを担当します。
左手小指→「A」「Q」「Z」
左手薬指→「S」「W」「X」
左手中指→「D」「E」「C」
左手人差し指→「F」「R」「V」「T」「G」「B」
右手小指→「+」「P」「?」
右手薬指→「L」「O」「>(。)」
右手中指→「K」「I」「<(、)」
右手人差し指→「J」「U」「M」「Y」「H」「N」
上下にあるキーを打ったら、また指をホームポジションに戻します。
決まった指が決まったキーを打つということを覚えることがタイピング上達のコツですよ。
ホームポジションの覚え方はキーボードのぽっち
ホームポジションの覚え方はキーボードにあるぽっちを意識するとよいですよ。
「F」と「J」のキーを見るか、触ってみてください。
メーカーによって形は違いますがぽっちがありますよね。
キーボードを見ないで打つ練習をするときには、このぽっちを目印にします。
「F」のぽっちの上に左手人差し指を置き、「J」のぽっちの上に右手人差し指を置き、残りの指を横にそれぞれ配置したらあっという間にホームポジションの完成。
ホームポジションに指が置ければ、あとはそれぞれの指が担当するキーを打つことの繰り返しです。
パソコンのぽっちはすぐに取れたりするものではないですが、もしたくさん練習して摩耗してしまった場合は凸型のクッションゴムシールなどを貼ってみてください。
100均、文房具屋さん、ホームセンターなどで購入できますよ。
配置を覚える語呂合わせがある?
キーボード配列を覚えるための語呂合わせで有名なものはありません。
ホームポジションを使った練習方法がおすすめですが、例えば学校のテストで配列の問題が!
などと急いで覚えたい場合はいろいろと考えてみてもよいですね。
例えば…
QWERTYUIOP→キューリを(Q)植る(WER)と(T)ゆいちゃん(YUI)おこって(O)プンプン(P)
ASDFGHJKL→明日のサッカー(AS)ディフェンダーが(DFG)張り切り(H)ジャンプとキックの(JK)連続(L)
ZXCVBNM→絶対バツ!(ZX)コンビニ弁当(CVB)のり巻きは(NM)
ちょっと無理やりですが、自分が一番覚えやすい語呂合わせをぜひ見つけみててくださいね。
早く覚える方法
早く覚える方法はホームポジションに指を正しく置いて、母音となる「あ(A)」「い(I)」「う(U)」「え(E)」「お(O)」をひたすら打つ練習をすることがオススメですよ。
日本語はあいうえおの母音を使う言語なので、まずはキーボードを見ずに配置を覚えて打てるようにしましょう。
「あ(A)」以外の文字は指を上の列に動かしますが、打った後に必ずホームポジションに指を戻すことをお忘れなく。
あいうえおがスラスラと打てるようになったら、か行、さ行と順に練習していきましょう。
最初は見ながらでもOK。
慣れてきたら母音と同じくキーボードを見ずに打ちましょう。
私もこの方法でブラインドタッチができるようになりましたが、繰り返し練習するうちにどんどん慣れていくのがわかります。
一通りの文字練習が終わったら、タイピング練習サイトで実践練習もしてみてくださいね。
楽しみながら文章を打つスキルも身に付きますよ。
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■寿司打