冷蔵庫を買い替えの時、中身は出しておく必要があります。
出したあとは、処分するか保管するかのどちらかです。
今回は、冷蔵庫を買い替えの時の中身をどうするか、入れ替え前に準備しておくものやクーラーボックスの代用品などをご紹介します。
冷蔵庫の買い替えの時って中身はどうするの?
冷蔵庫の買い替えの時は、中身を出しておきましょう。
出したあとどうするかは、2つ方法が考えられます。
処分する
冷蔵庫にも冷凍庫にも賞味期限が切れたものや、明らかに劣化したものありませんか?
すぐに捨ててください。
まだ賞味期限が大丈夫なものは食べて、できるだけ保管する食材を減らしましょう。
食べて減らすには時間がかかるので、早めに取りかかることが必要です。
保管する
冷蔵庫から外に出して置いておくだけでは、冷凍食品は溶けちゃったり、冷蔵食品は腐ることもあるので、保冷できる環境で保管することが必要です。
冬だと、外(日陰)に出すのも1つの案ですね。
保管する場合、クーラーボックスが便利です。
冷凍食品があれば、保冷材の代わりにもなりますよ。
冷凍食品はどうする
冷凍食品もクーラーボックスで保管できます。いくらクーラーボックスでも、長時間だと冷凍食品が溶けてくるので、注意してください。
冷蔵庫の入れ替えの時、業者が来る直前まで冷凍庫に入れておいて、来たらすぐにクーラーボックスに入れましょう。
冷蔵庫の入れ替え自体は、数十分で終わります。
でも、新しい冷蔵庫はコンセントを差したからと言って、瞬間では冷えません。
ある程度時間がかかるので、季節にはよるものの、例えばアイスは溶けそうです。
溶けたアイスを再冷凍しても美味しくないので、アイスは保管せず、食べたほうがよいでしょう。
肉や魚は溶けてしまったら、その日中に食べることをおすすめします。
野菜は数日でも大丈夫ではないでしょうか。
冷蔵庫の入れ替え前に準備しておくもの
冷蔵庫の入れ替え前に準備しておくものは、次のようなものが考えられます。
中身をできるだけ減らす
これはさっきお伝えしたとおりですね。
保管するにも限りがあるので、中身を減らすことが重要です。
搬入通路を掃除する
冷蔵庫は大きいので、新旧の冷蔵庫を出し入れするのは、結構場所をとります。
運搬時間短縮のためにも、できるだけスムーズに冷蔵庫を移動できるよう、余計なものは片づけておきましょう。
また、冷蔵庫を動かすときは、冷蔵庫の下に布を敷いて滑らせて移動させることがあります。
そんなとき、通路のほこりも一緒に移動させた・・・というのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
保冷剤やクーラーボックスなど、食材保管用の道具を準備する
保冷剤を凍らせるには丸1~2日かかります。
使う時になって足りないとなっても、すぐには凍ってくれませんので、できるだけたくさん凍らせておくのがよいでしょう。
クーラーボックスがない場合や、足りない場合は、発泡スチロールなど、代用品を用意することも必要ですね。
掃除グッズを用意する
古い冷蔵庫を移動させるとき、冷蔵庫の上にたまったほこりが落ちてきたり、冷蔵庫の下や後ろに結構ほこりや汚れがあったりします。
新しい冷蔵庫を入れる前に、すぐにサッと掃除できるように、掃除機や使い捨てのウェットシートなどを用意しておきましょう。
クーラーボックスがない!代用になるものは?
クーラーボックスがない場合、代用できるのは発泡スチロールの箱や保冷バッグです。
発泡スチロールの箱は、食品のお取り寄せで手に入ることもあります。
あるいは、スーパーの魚売り場などでもらえることもあるので、聞いてみてはいかがでしょうか。
保冷バックもお取り寄せで手に入ることもあるし、100円均一でも販売されています。
クーラーボックスや発泡スチロールの箱より保冷力は劣るので、最後の手段にするのがよいでしょう。
いずれにしても、当然ですが、冷蔵庫には勝てません。
冬や涼しい時期であっても、保冷材はなるべく多く冷凍しておくことをおすすめします。
夏であれば、冷凍食品や乳製品はダメになることも想定しておいたほうがよいでしょう。
つまり、一番は、なるべく食品を残さない。アイスや冷凍食品、乳製品など、傷みやすいものから消費することを強く強くおすすめします。
新しい冷蔵庫が冷えるまでの時間は?
新しい冷蔵庫が十分に冷えるまでにかかる時間は、約4時間です。
電源を入れてもすぐに冷蔵庫は冷えていないので、食材を移すのは待ってくださいね。
夏場の暑いときには、冷えが安定したり氷ができるまでに、24時間以上かかることもあるそう。
外気温や冷蔵庫の容量、メーカーや機種によっても多少前後するので、各メーカーのHPや取扱説明書を確認してください。
まとめ
冷蔵庫を買い換えたとき、中身を減らすに越したことはありません。
いくらクーラーボックスや保冷剤があったとしても、冷蔵庫には勝てませんから。
特に冷凍食品や乳製品は要注意です。
また、クーラーボックスがない場合は、発泡スチロールや保冷バックが代用できるとお伝えしました。
新しい冷蔵庫も電源を入れて、すぐに冷えるわけではありません。
こうして見ると、冷蔵庫の入れ替えは、意外と時間がかかります。
食品を捨ててしまったり、入れ替えする日に慌てないよう、時間を考えて準備してくださいね。