ソニーテレビがつかない場合は故障の可能性があります。
テレビが赤点滅しているなら、点滅の回数によってテレビ本体のどの部分で不具合が生じて故障しているかわかる場合があります。
テレビが急につかなくなるとショックですよね。
せめて、修理を依頼する前にどこに不具合が生じているかわかれば少し安心です。
そこで今回は、ソニーテレビの故障による赤点滅の意味やオレンジに点灯している場合について詳しくご紹介します。
また、テレビがつかない時に自分でできる対処法や、ソニーへの問い合わせ先もあわせてご紹介しています。
ソニーテレビが故障?!赤点滅の意味
ソニーテレビが赤点滅している時は、テレビ本体で何かしら不具合が生じている状態です。
赤点滅の回数によって、どの場所に不具合が生じているかをお知らせしていることがわかるのです。
それぞれの回数の意味について詳しくご紹介します。
赤点滅2回の意味
赤点滅2回の場合は主電源周りのパーツに不具合が生じでいる可能性があります。
主電源周りに不具合が生じると自動的に安全装置が働くため、テレビが動かなくなることがあります。
一度再起動をして動くか確認してみるとよいでしょう。
最近のテレビはリモコンでオン/オフをすることを前提に作られている、主電源でオン/オフばかりすると壊れやすいかもしれません。
心当たりのある方は、リモコンでオン/オフをしてみてください。
赤点滅3回の意味
赤点滅3回の場合は、BAL基板(映像出力系のパーツ)やオーディオ回路などに不具合が生じている可能性があります。
基板の取り換えについては、専門的な知識が必要になるので販売店かソニーへ相談しましょう。
赤点滅4回の意味
赤点滅4回の場合は、液晶パネルにあるバックライトのコントロール基板、BAL基板(映像出力系のパーツ)などに不具合が生じている可能性があります。
こちらも基板の取り換えは、専門的な知識が必要となるので販売店かソニーへ相談しましょう。
赤点滅5回の意味
赤点滅5回の場合は、液晶周りに不具合が生じている可能性があります。
その場合、液晶パネル部品の修理、もしくは交換が必要です。
赤点滅6回の意味
赤点滅6回の場合は、赤点滅4回の時と故障場所が似ており、液晶パネルにあるコントロール基板やBAL基板(映像出力系のパーツ)に不具合が生じている可能性があります。
こちらも基板の取り換えについては、専門的な知識が必要となるため販売店もしくはソニーへ相談しましょう。
赤点滅7回の意味
赤点滅7回の場合は、電子回路基板に不具合が生じている可能性があります。
テレビ内部の温度異常で高熱となり部品が故障したり、そのため保護回路が働いてテレビが動かないのです。
テレビの設置場所がよくないため温度異常を起こともあるので、設置場所を見直してみましょう。
基板の故障であれば取り換えは専門的な知識が必要となるため、販売店かソニーに相談が必要です。
赤点滅11回の意味
赤点滅11回の場合は、冷却ファンに不具合が生じている可能性があります。
冷却ファンとは、テレビの裏側にパネルを冷やすためについている扇風機のようなものです。
この冷却ファンが埃まみれになっており、冷却ファンが回らなくなることがあります。
専門業者にテレビの裏側のカバーを外して、冷却ファンを掃除してもらうことによって電源がつく可能性があります。
自分では裏側を外して掃除することは難しいですよね。
月に1度でもいいのでカバーを付けたまま裏側に掃除機をかけて埃を取り除くと冷却ファンの不具合を予防する効果があるようですよ。
赤点滅12,13,14回の意味
赤点滅12、13、14回の場合は、液晶パネルに不具合が生じている可能性があります。
この場合、液晶パネルのパネルの交換をする必要です。
液晶パネルを交換する費用は高額のため修理すべきか新しく買いなおすか考えなければなりません。
他にも赤点滅の回数が違う場合もありますが、その場合はテレビ内部のどこかしらの基板に不具合が生じている可能性があります。
いずれにしても、テレビが赤点滅するようになると自分での修理は難しい状態でしょう。
オレンジの点灯が消えないケース
オレンジの点灯が消えないケースの原因は、「録画・視聴予約」「オンタイマー・スリープタイマー」など今より先の時間の予約している場合です。
どうしても、点灯が気になる場合は予約をキャンセルをするしかないようです。
オレンジに点滅している場合もあります。
オレンジに点滅する原因は、「ソフトウェアの更新」をしている最中の場合。
「ソフトウェアの更新」が終わると元に戻るのでそのままにしておいて大丈夫です。
テレビがつかない時に自分でできることは?
テレビがつかない時に自分でできることは3つあります。
- テレビを電源リセットする
- テレビに接続しているすべての機器を外してみる
- 無償修理の対象製品に該当するシリーズか確認する
では、それぞれについて詳しくご紹介します。
テレビを電源リセットする
テレビを電源リセットする方法は3つあります。
- リモコンを使って電源リセットする方法
- テレビ本体の電源コードを使ってリセットする
- テレビのソフトウェアを最新にする方法
電源リセット前には外付けUSBハードディスクをテレビから外しておきましょう。
なぜなら、ごくまれに電源リセットをすると外付けUSBハードディスクが認証できなくなったり、中のデータが消去されてしまう場合があるからです。
ただし、USBハードディスクのアクセスランプが点滅中の場合は外さずにしばらく待ちましょう。
- リモコンを使って電源リセットする方法
- テレビの電源を入れる
- リモコンをテレビ本体のLED部分に向けて、リモコンの電源ボタンを長押しする
- テレビ画面に「再起動メニュー」が表示されたら、電源ボタンから指を離す
- 再起動メニューの中から「再起動」を選び決定を押す
以上でリモコンによる電源リセットができるので、不具合が改善しているか確認しましょう。
※電源ボタンを長押ししても再起動メニューが表示されない場合は、5秒以上押すと自動的に再起動が始まります。
- テレビ本体の電源コードを使ってリセットする
- テレビ本体の電源を切る
- テレビの電源コードをコンセントから外す
- 約2分程たってから、電源コードをコンセントへ差し込む
- テレビの電源を入れる
以上でテレビ本体の電源コードを使って電源リセットができるので、不具合が改善しているか確認しましょう。
- テレビのソフトウェアを最新にする方法
テレビのソフトウェアを最新に更新することで、不具合が改善し自動的に本体がリセットします。
ソフトウェアの更新方法はお使いの機種によって違うため、ソニーのホームページ(ソフトウェア更新方法)をご参考ください。
テレビに接続しているすべての機器を外してみる
- テレビ本体の電源を切る
- 接続しているすべての機器を外す
- テレビの電源を入れて赤点滅しているか確認する。(赤点滅していない時はテレビ本体の不具合はありません)
- 外した機器を1つずつテレビ本体の接続端子へ差し込んでいく
外した機器を1つずつテレビ本体の接続端子へ差し込んでいるときに、赤点滅が起きる場合は差し込んだ機器に不具合がある可能性があるので確認してみましょう。
無償修理の対象製品に該当するシリーズか確認する
使っているテレビが無償修理の対象になる可能性があります。
ソニーのホームページ(製品に関する重要なお知らせ)にて自分のテレビが該当するか確認します。
該当する場合、「無償修理対象不具合」と自分のテレビの不具合が一致したら、ホームページに記載してある方法で修理可能かソニーへ相談しましょう。
故障したときの問い合わせ先・電話番号
故障したときの問い合わせ先は6つあります。
- 電話による問い合わせ
【フリーダイヤル】0120-222-330
【携帯電話・一部IP電話】050-3754-9599
受付時間:(月~金)9:00~18:00(土日祝)9:00~17:00
※電話がつながった後に音声ガイダンスが流れている間に製品短縮番号(200♯:テレビの場合)を入力するとスムーズに該当の製品の担当へつながります。
- インターネットによる問い合わせ
ソニーのホームページ(修理申込)からも問い合わせができます。
受付時間:AM2:00~AM5:00はシステムメンテナンス中のためその時間以外受付可能
インターネットによる修理依頼をした場合、出張料金が800円引き(税抜)となります。
- MySonyアプリによる問い合わせ
AppStoreもしくはGooglePlayからアプリをダウンロードして問い合わせができます。
受付時間:24時間受付可能
アプリによる修理依頼をした場合、出張料金が800円引き(税抜)となります。
- LINEによる問い合わせ
LINEのソニー公式アカウントから問い合わせができます。
受付時間:24時間受付可能
- チャットによる問い合わせ
パソコンやスマホからチャットでの問い合わせができます。
不具合の状況を入力すると、その状況にあった回答が表示され、解決できない場合はオペレーターによる回答があります。
受付時間:24時間受付可能
- メールによる問い合わせ
メールによる問い合わせができます。
受付時間:24時間受付可能
6つも問い合わせ方法があるので、自分の都合に合わせて利用してみてください。